「咲きました!」

蓮の花


ご機嫌いかがでしょうか? こちらはまだまだ雨季の最中。昼間は蒸し暑く、夕方から空がどんより曇り、黒く重く垂れ下がった雲が、突然大量の雨水を落とします。乾季の際にはもう枯れてしまうのではないかと心配していた井戸水も、最近ではしっかりと水位を上げました。

そんな今日この頃、嬉しいのは我が家の庭に春が来たことです。 さすがは恵みの雨。この雨季に、庭では見たこともないような花が咲き始めました。植えた覚えもないのに勝手に生えて蔓を延ばしていた数種類の草木が、朝目覚めると突然華麗な花をつけているのです。

ティッシュペーパーのように薄い花弁が薄紫色のもの、ピンクのカーネーションのような形の花、赤や濃い紫の小さな小さな花を一塊に咲かせたものなどなど。そこに、たまたま最近買ってきたアジサイも花をつけていて、うちの庭にはまるで春が来たようにいろんな花が咲いています。 中でも一番嬉しいのは、1年前手に入れたときに咲いたきりだった蓮の花。珍しく紫色をしたこの蓮の花は、買ってきたときに一度花を咲かせたきり二度と蕾をつけることなく、ただただ葉が伸びては萎え、伸びては萎え・・・を繰り返してもう一年が過ぎます。この蓮が、なんとまた花を咲かせたのです。それも、突然ある朝起きたら、池の中からピンと凛々しく直立した茎にしっかりと開いて咲いていたのです。あまりに嬉しくて、2匹の犬を呼んで一匹ずつ抱えあげ、この神々しい花を拝ませてやったのでした。

もともと蓮の花をきっかけにバリ島に出かけ、魅せられてしまった私にとって、蓮はとても大切な花です。これが2003年始まってまもなく、堂々と華麗に花を咲かせたというのは、なんとも幸先のいいことです。なんだかいいこといっぱいの2003年を予告されたようで、一人ほくそ笑みながら、これから出てこようとしているもう一つの蕾を毎朝眺めています。


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