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| (Nirwana Golf & Spa) 昨年の12月ぶりにバリの家族のもとに帰省する機会を得た。バリで暮らすようになってから、犬山リトルワールドの敷地内にあるバリ島貴族の家のコーディネートを任せてもらえることになり、毎年一度、バリの家屋を飾る金装飾の布の発注と発送を仕事にしている。今回は電話で注文しておいた飾り布のクオリティチェック、引き取りと犬山への発送という仕事のために4日間をバリで過ごせるようにスケジュールを立てたのだった。
リトルワールドの仕事を片付けて、最初の夜にN翁の家に挨拶に行き、そのまま翁の手料理をご馳走になる。翁はかなりの食通、昔から翁の手料理やお茶一杯にも感動してきた私は、久々の翁の料理に舌鼓をうち、まだ完成間もない翁邸(私がバリの家を引き払うより前に、翁は借家の延長ができずに別の場所で家を借り、最近また新しい場に移ったところ)を満喫させてもらった。
それにしてもなんとも運がいい。わずか4日のバリ滞在で、Tさんが日本人会の新年会の賞品で当たったタダ券をずーーーっと持っていたのに、有効期限ギリギリになって自分では使えないことがわかり、N翁にあげようとしたその時に、ちょうど私がいたのだった。タイミングがよすぎる。さらに私をタダ券満喫のパートナーとして指名してくれた翁にも感謝。
このホテル、Nirwana Golf & Spaはバリ島ガイドブックにも必ず載っている、タナ・ロットにある1999年OPENのファイブスター。ここは日本の観光客がたいていは行く夕陽のスポットで、バリ・ヒンドゥー教徒にとっては非常に重要な意味を持つ神聖なタナ・ロット寺院(写真上)がある。建設当時は多くの教徒から神聖な場所にリゾートとは何ごとぞ、と反対に合いながらも結局は完成、今も敷地内には数十箇所に祠があり、僧侶がお供えを置くために毎日回っているという。 このホテルでの一泊を、めったに味わえないツーリスト、それもかなり高級な観光を目指すツーリストの気分で過ごすぞ!と夢描いてやってきた私は、チェック・インを終え、開かれたロビーのテラスからの景色を見て驚いた。眼下にタナロット寺院が見えるではないか! おそらく、バリの文化や習慣をまったく知らない一旅行者が見たのなら、エキゾチックなヒンドゥーの寺院を海岸に見下ろし、南国の地を訪れた感動を味わうのだろう。けれどなまじっかバリ文化も宗教も知ってしまっている私にとって、ヒンドゥーの神々が宿る神聖な場よりも自分が高い位置に立っているというのはなんだか居心地が悪い。かぶれているつもりなどけしてないが、10年近くをヒンドゥー教徒と過ごしてきたのだからやむをえない。このホテル建設が多くのバリ人の反対にあったのもうなづける。
午後7時。超過密スケジュールで、一分でも時間の惜しいはずの翁は、それでも湯舟とファイブスターホテル体験のためにわざわざ1時間半をかけてUbudから駆けつけた。部屋に入るなり、
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