|
バリではよくこの「ダガン」という言葉を耳にします。もとは商売を意味するのですが、よく聞くのは「ダガン・エス」とか、「ダガン・サテ」。エスは氷、サテは焼き鳥のようなもの。それを売り歩く人の事を指します。それにしてもここのダガンたち、種類豊富で楽しいです。
毎朝研修先で見るのがDagang-Jamu(ジャムー屋)。(2)の女性です。Jamu(ジャムー)とは、混ぜた木の根、しょうがなどの薬草飲料のことです。
それとDagang-Jajan(ジャジャン屋)。こちらは男性で、いろいろな種類の菓子パンを売っています。
この二つのダガンで朝食の代わりにする事が私は多いです。
ジャムー屋とジャジャン屋のダガンが働くのは朝8時から10時頃まで。昼すぎて見かける事は殆どありません。
左の絵の中で一番の働き者は(3)のDagang-Es-Krim(アイスクリーム屋)。どうも今、各会社の競争が激しいらしく、3〜4種のアイスクリーム会社がそれぞれの曲を流し、朝から夜までこうして売り歩きます。
このダガンは去年くらいから現れはじめ、今では曲が聞こえると子供たちが「ES! ES!」(エス)と親にお金をせびります。
また以前から私がどうしても不思議なのが(1)や(4)や(5)のダガンです。机、椅子、ベッド、すだれ、枕、布団、マットなどの行商です。
どこかへ届けるのではなく、ほかのダガンと同様に売り歩きなのですが、一日こんな大きなもの売り歩いていて、雨が降ったらどうするの?売れなかったらどうするの?と考えると、どうも効率が悪い商売に思えるのです。これは日本人的な考えなんでしょうか。
私は以前、こういうダガンからすだれを買いました。道でひきとめ値段を交渉し、決まれば歩いて家まで運んでくれるので、必要な時に見つける事ができれば買う側としては便利かもしれません。
ダガンは意外と種類が多く、この他にも果物屋、めん屋、薬屋などがあります。
|