「マンク・ポゴ(ポゴ祭司)」

( Mangku Pogoh )

1995年に日本を騒がせたオウムの彰光さんがお縄になった後、私はバリでハンパではない祭司の話を聞きました。彰光の空中浮遊など問題にならないような人です。その名はTOGOH(トゴ)さん。mengui(ムングイ)というバリ南西部に住む祭祀です。

仕事は病を治す事。連日、トゴ祭司の治療を待つバリ人や、うわさを聞いてわざわざやってきたヨーロッパ人で家は満員だそうです。私はこの人の事を木彫仲間から聞いたのですが、バリ人を20年以上やっている彼も驚く治療だったそうです。彼(私の友人)はオランダ人の知人にこの祭司の家まで送るように頼まれ初めて治療を見たのです。

トゴ祭司のこの方法は、本人いわくヒンドゥー教と仏教をミックスしたもので、少し前日本でも流行ったインドのサイババとも会った事があり、過去数回ヨーロッパへ呼ばれ治療をしているそうです。

ポゴ祭司

祭祀の名のとおり、彼のこの治療の力は神から与えられたもので、上図のようなポーズで治療の間にパワーを充電します。
年齢は50過ぎくらい。私は友人に頼み治療風景を写真でとってもらったのですが、筋骨たくましい人です。

好奇心いっぱいの私がこんなにすごい人を知って何故その場へ行かないのか?その理由は彼の治療方法にあるのです。彼はバリ家屋の中心にある中庭のオープンな場に1人づつ患者を呼び、治していくのですが、男女とも下着のパンツ一枚になるのです。周りには何人もの順番待ちが見ているのですから、かなり勇気がいります。

不可思議な治療法

彼が使うのは、その長い髪、手、口、舌などだそうです。
治療の一例で私の友人が実際見たのは、連れていったオランダ人の女性、彼女は30才位、1人めの子供出産後、整理が止まったのを治すため、この祭祀をたよって来たそうです。
彼女はこの治療場でトゴ祭司と向かい合い、祭司の乳首を吸うように言われ、その次にこの祭司がこの女性の乳首を吸い、女性の肩に乗り、上から彼女にパワーを移したそうです。

男性の患者でもおチンチンに関する治療の時は、トゴ祭司が直接おチンチンを吸い、悪霊を取り出すそうです。聞けば聞くほど一度見てみたいのですが、興味だけで見物に行くには真剣に直しに来ている人々に申し訳なく、どこか悪いところがあるかどうかをチェックしてもらいに行く事はできても、人前で上図のような体勢をとるのも今ひとつ度胸がなく、今のところは話だけで我慢しています。

友人の話では、とてもユーモアのある人で、こんな治療をしながら見て驚いているバリ人や外国人に向かって、「私が女の人にこんな事をしてスケベな気持ちになると思うかね?これは治療のため。男の人の時だってこうするんだヨ。ほら、今こうして女性といたって私のおチンチンは普段どうりだよ。」と待っている患者にズボンをめくってペロッと自分のおチンチンを見せるのだそうです。

直してもらうのは遠慮しても会ってみたい人です。


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