「新居」
( Rumah Baru )

皆様お元気でいらっしゃいますか?この度4月末より引越をしわさわさしているうちに、かねて予定していた展覧会のため少し日本に戻り、再びあわただしくバリへ着いたところです。

新居

今度の家は同じ村のより奥地で周りは見渡す限り水田が広がっています。小じんまりとした1軒家で小さいながらも2階建で、前より家賃が安く幸せです。サルのスギトもこの環境には随分満足しているようです。

1階のベランダからの景色は地平線の彼方までひたすら続く水田で、その地平の終りにやしの木がチラホラ並んでいます。まさに空とお陽様とお月様を独占しているような気持ちになります。

研修を終えて家に戻り、水浴びして水田を見ながらひと息入れ日の暮れる空を見ていると、性格も変わっていくんじゃないだろうか?と思えます。自然の力強さや暖かさや怖さをとても間近に感じます。

この家では8mの深さの井戸から機械で水を毎朝くみ上げて使っています。以前より普通の人々の暮らしにより近い状態で暮らせるのでとても気持ちいいです。

地平線から上はただ空と雲で、満月の夜は青白い空が思いもかけず明るくて、稲は毎日確実に成長しています。私もこの大自然のとるに足らない一部分として、お陽様をしっかり浴びて伸びていきたい心を新たにしているところです。

一緒に、生命を持っているものが、それも随分とたくましいものたちが私を囲んでいるという感じです。

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(c)midori hirota