
「プリアタン村の寺院祭」
( Piodalan di Pura Desa Peliatan
) 私の住むプリアタン村の、その名も「プリアタン村寺」にて、この4月15日〜26日、11日間におよぶ大きな寺院祭がありました。一般の家より寺の数の方が多いといわれるバリでは、いたるところでこの寺院祭があります。
寺の建立日を祝うもので、5号に書いたウク暦で行われるため、1つの寺で210日ごとに祭(オダラン)がある事になります。
特に今回のオダランは27年ぶりの大規模なもので、この村の境界になる道の両端には上図のような祈る男女の巨人が飾られました。
よく紹介されるバリの風景に供え物を頭にのせている女性の姿がありますが、あの供え物は祭りの間悪霊に邪魔をされないよう、ご機嫌とりをする意味もあります。
今回この大きなオダランのため要した日数もハンパではありませんが、供え物もかなりフンパツしていました。大きいものから、水牛1頭、羊2頭、豚8匹、海ガメ1匹、山羊1頭、アヒル10羽以上(正確に知る人がいません)が、祭りの前日多くの村人に連れられ寺の周りを3周し、供え物として捧げられました。
20代前半の私の友人にとっては、私同様初めての大祭なので、一緒になって大喜びしていました。
さてその犠牲になった動物たちはといいますと、その日のうちにさばかれ、頭部、足、と決まった位置に供えられ、内身は食用として村人に分配されました。「リーインカーネーション(生まれかわり)」を信じるバリの人々が言うには、こうして人間の神と関わる儀式に参加した動物は、次の生まれかわりでより高等動物になるそうです。

(ちょっと可哀想な海ガメです)

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