「オゴ・オゴ」
( Ogoh-Ogoh )

バリのサカ歴の新年を「ニュピ」と呼びます。この日を境に長かった雨期が終わりになると言われています。ニュピになるとヒンドゥー教の地獄の主神ヤマが、悪霊の国の掃除をするので、悪霊はみなバリへ逃れてくるといいます。それではバリ島内の善と悪のバランスがくずれ、不浄になってしまうので、島民全員協力して悪霊を追放するのです。

それを象徴するように各町内でオゴ・オゴというはりぼてをつくり、ニュピ前日に村を練り歩き、最後には海へ持って行って焼いたり、村で壊したりします。最近では気合入れてこの人形をつくる人が増え、州都デンパサールでは今回300体のオゴ・オゴ行列があるというので早速見に行きました。

とても素人がつくったとは思えないしかけ(目が光る、首が回るなど)がついていて、もう圧倒されました。人々は葬式のように黒のはちまきに黒の上着、演奏されるガムランも葬儀の時の曲。悪霊を葬るという意味なのでしょう。

私の知るもので例えるなら、騒々しさは桑名(三重県)の石取祭、人形の迫力はねぶた祭という感じです。この行列を行う意味でいえば節分の感覚に近いように思えます。

オゴオゴ人形


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