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「ゴムの時間」
( Jam Karet ) 9月の初旬に日本を出発し、あっという間に2カ月が過ぎました。常夏のBALIは私にとっては、いつもと同じ心地よい季節です。木々や花々は、陽を浴びて輝き、生命にあふれ、元気に笑うバリの人々の中にいると、毎日毎日身体の中や心の中にパワーが充電されていくようです。
ところが今回は2年にわたる長期滞在の予定のため、いつもは考えなかったビザのことを考えなければなりません。
踊りや音楽の世界でバリに魅了されて、この島に長く暮らしている数人の日本人と会って話しましたが、ビザ取得の道はかなり厳しそうなのです。
日本のインドネシア大使館に申請して6ヶ月待った後、バリの西隣のジャワ島にあるジャカルタの文部省とイミグレーションと警察などで手続きをした後、自分の住む村の村長のサインをもらわねばなりません。
加えてこの国の人々のお決まりは『JAM KARET(ジャム・カレット)』。これは『ゴムの時間』という意味で、約束された期日や時間は延びも縮みもするというわけです。縮むことはまずありませんけどね。
でも日本人の感覚で怒っていても仕方のないことで、これもBALI。気持ちを変えれば今日も何が起こるか風まかせ。そんなに忙しくしてもどうなるものでもないさ…と思って気長に待つこともできるでしょう。

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